原因を掘り下げる

少し前に読んだ本でストレス解消の方法として

「STRESS」に合わせたごろあわせがありました。順に

S スポーツ

T トラベル

R レストやレクリエーション

E イート

S スリープ

S スマイル

なるほど、うまいこと考えてあるます。

ちょっとしたことならこれで解消できそうです。

それでも、ストレスの原因が表面的なものではない場合、スポーツしても楽しめなかったり、眠れなかったり、笑えなかったりするんじゃないでしょうか?

少なくとも自分はそうです。

自分はお酒飲めないけど、やけ酒は医学的にはストレス解消にはならず、むしろ逆効果と聞いたこともありますが、どうなんでしょうか?

一度きりの人生どうせだったら楽しもう

自分はこれを大切にしています。そのための土台となる考え方として

「変えられることは変える努力を、変えられないものは受け入れる努力を」

ということを思っています。

前述のごろあわせにあるものは気分を変えるための対症療法です。

それを実行するのは変えられないストレスに出会った場合、それを受け入れるための一つとして有効になるものだと思います。

でも、それは受け入れなければならない最終的な時の話しで、もっと前にストレス解消のためにできることがあると考えています。

それはそのストレスが自分自身の力で変えられるか否かをまず考えるということです。

自分は何に対してストレスを感じているのか。原因を考えることです。

自分が自由に選べない状態にあることをストレスと感じているのか。

今の状況、決断や実行することやしたことに自信を持てない状態をストレスと感じているのか。

自分の欲している何かが不足していてそれをストレスと感じているのか。

など、自分のストレス原因を考えてみて、自分のコントロールで何とかなりそうか自分のコントロール外のものなのか分類する。

原因がわかり、対処できる可能性が高い場合はスポーツしたり何か食べたり旅行に行っちゃう前にその原因に対する対応を始めたほうがいい気がします。

完全に改称できなくても、手をつけたことで気持ちが随分楽になることが多いです。

よけいに大変だということに気付くこともあるけれど。(苦笑)

それに、自分の経験では頭を重くしている原因が明確になったり、自分にはどうにもならないとわかっただけで楽になるものもあります。

この経験の繰り返しで以前にはストレスと感じていたことが対応方法が分かり、成功経験があることでもうストレスだと感じなくなるということもあります。

一見するとストレスは悩ましく嫌なものなので、つい、それを忘れようとする方向に努力してしまいます。

その結果、じゃあ、遊びに行こうかということになってしまいます。

そして、後々もっと大きなストレスになってしまうこともあります。

仕事と同じですね。(笑)

しかし、本当にストレスを解消したいなら、嫌なことの何が嫌なのかをしっかり把握したうえで「だったらこうしてみよう」を考えた方が長い目で見た場合ストレスを感じにくくなりそうです。

ただ、対処しなければならないものがあまりに大変だった場合は逃げたほうがいいですね。

しっぽ巻いて。

目下のところ、これを完全に徹底できずにストレスをためていることが自分のストレスです。(笑)