完璧を目指すよりまず終わらせる

何かをやろうとするとき、完璧にやり遂げたいというのは人情です。

情熱を注いでいるものほど、好きなものほどそう思ってしまいます。

勿論、それはいいことです。

だから趣味もスポーツもはてしまくて、きりがなくて奥が深くて人生を豊かにしてくれるわけです。

ちなみに、情熱がなかった子供のころの宿題は完璧を目指すどころか、終わらせることすらありませんでした。

というか、はじめなかったりして。(笑)

でも、仕事のように期限があったり、時間経過によって価値が減ずる事柄では話が違います。

完全を目指してタイミングを逃してしまうと先を越されてしまったり、それ自体にもう価値がなくなってしまう可能性すらあります。

今は変化が速いのでまず終わらせて、動き始める、スタートさせる。

そこから動きながら更新していくという考え方もありだと思っています。

松下幸之助だって採用の時に求めるのは期待の6割くらいと言ってます。

野球であれば3割打者ならまずまずだし、4割なんて驚異的です。

これが完璧な社員を求めたら誰も採用できないし、10割バッターになるまで試合に出ないなら一生、試合には出られません。

上に挙げたのは極端かもしれないですけど、何かに挑戦しようとするとき、スタートする前に完璧を目指してずるずるやらなかったり、タイミングを逸したなんてことがわりとあるんじゃないでしょうか?

自分は今でもまあまああります。(苦笑)

というわけで、完璧目指してやらないより、ある程度までやって、まず終わらせたら動いてみるのも大事かなと思う今日このごろです。

でも、準備なしで動き出すのはやめたほうがいですね。

うまくいく可能性はかなり低いです。経験的に。(笑)

一度きりの人生、どうせだったら楽しみたいですね!!