オシント風な視点

オシントとはオープン・ソース・インテリジェンスのことです。

そして、オシントとは、新聞であるとかネットなど公開情報を突き合わせてより深い情報を得る方法です。

他にヒューミントとかシギントというものがありますね。

重要情報を持っている人をお金で篭絡したり、ハニートラップで引っかけたりするなどして人間を介した情報収集する方法がヒューミント。

通信や電子信号を傍受する事で情報を得るのがシギント。

スパイ映画なんかだとヒューミントやシギントの非合法な運用がよく出てきますが、実際の諜報活動ではオシントの割合がかなり高いみたいです。

というのは知ったかぶり(笑)。

佐藤勝さんや手嶋龍一さん、池上彰さんの本なんかにこれらのことが書かれています。

興味のある方は、是非どうぞ。

今回、書きたかったのはオシント風な視点のことです。

テレビにしても新聞にしても流れてくる情報を鵜呑みにするのはよろしくないなと常々思っています。

その情報、政治的に恣意的に操作してない?

この話題、広告代理店にのせられてない?

そのニュースのその批評家の意見、偏ってない?

このような時、感情的な判断や情緒的な決断は危険です。

オシント的な視点で、他の情報と矛盾点や共通点などを突き合わせて、真実が何かを考えたり、その裏というかさらに深いところにある社会の動き、あるいは政治的意図を考える習慣は大切かなと思います。

自分が思考停止で右に倣え、みんなで渡れば怖くないになってしまっているのか、

それとも、自分で判断してよいと思うからみんなと同じ道を進むのか。

見た目は同じでもこの違いの積み重ねは後々に埋められないほどの大きな差となっていくと想像します。

習慣づけたいものです。

個人の人間関係でも応用できそうですね(悪笑)。